富士浅間神社は、大須のパワースポット?!

2014年2月26日   

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大須の万松寺通を東に歩いていき、本町通を越えた先にあるのが富士浅間神社です。ちょうど、大須観音通と仁王門通の間にあります。
創建は1495年。時の天皇、後土御門天皇の命令により、今の静岡市富士宮市にある富士山本宮浅間大社から分霊を勧請して建てられたと言われています。
大須にある多くの神社仏閣が清須越によって移動してきたのに対して、清須越(1612〜1616)より約100年も前に建てられました。

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今はなくなってしまいましたが、清寿院というお寺と深い関わりがありました。
富士浅間神社の近くにあるシャポーブランというカフェの横に、くぼんでいるところがあるのを見たことがあるでしょうか。
ここは昔、清寿院の中門前にあった井戸でした。
尾張三名水のひとつである柳下水です。
将軍が京都に向かう際、飲料水として用いられていたといわれています。
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清寿院の名残としては、これまたほど近くにある、那古野山古墳。
今は山のようになっていて、草木が生い茂っていますが、ここに清寿院が建っていました。
明治維新の後、明治新政府により出された神仏分離令によって清寿院がなくなってしまってからは、愛知県では初めての「公園」として開放されました。
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愛知で初めての公園が大須には存在しているんですね。
公園には、富士見台が造られ、ここから富士山が見えると評判になったそうです。

話を富士浅間神社に戻しましょう。
この神社の造りは、伊勢神宮で有名な「神明造」で建てられています。この構造は、木材が積み木状になっているため、弱ってきた柱を取り替えることが可能になっているそうです。
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第二次世界大戦のとき、大須の街は空襲により多くが焼けてしまいました。
しかし、富士浅間神社は被害が少なかったそう。勘の良い人は気付くかもしれません。
空襲の被害に遭わなかった富士浅間神社の柱には、今でも江戸時代末期の木材が残っているとも言われています。
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200年以上も前の木材が使われている建築物。
江戸時代の木材はどれかな、なんて考えながら参拝に訪れてみても面白いのかもしれませんね。

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富士浅間神社の隣にある、一際目立つ赤い鳥居。
こちらをくぐって奥までいくと、お稲荷さんが祀られています。お稲荷さんが手招きしているようになっているため、「まねき稲荷」と呼ばれています。
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ここは、福を招く大須のパワースポットとして知られています。
ご利益があるかもしれないので、行ったことのない人は、ぜひ訪れてみては。

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宮司さんが「いい気持ちで参拝できるように」と季節の花を植えているそうです。
これは先代の宮司さんから続いているんだとか。

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この神社には、数多くの神様が祀られています。そのことから分かるように、もともとは大きな神社だったということなのでしょう。その昔、その広い境内には、芝居小屋や見世物小屋まであって、大変賑わったんだそう。
当時の姿を再現…とまではいいませんが、愛知の文化に触れるきっかけを提供できればいいな、と思っています。


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